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F1 1991年マシン マクラーレン・ホンダMP4/6:セナとホンダV12の記憶

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私がF1を見始めた1991年のF1マシン マクラーレンホンダMP4/6

1991年当時のF1を見ていた方に、当時のF1マシンと言って真っ先に頭に思い浮かぶマシンは?と尋ねると、「マクラーレンホンダMP4/6」と答える方は結構多いのでは、と思います。

私もその「マクラーレンホンダMP4/6」が1991年で一番印象に残っているマシンです。
理由は、まず当時日本のF1ブームの中心にいたアイルトン・セナが乗っていたマシンであり、またエンジンが日本のホンダエンジンで、あのマシンの「POWERED by HONDA」の文字、これがカッコ良かったですよね!

2000年代にホンダがF1に復帰した時にこの「POWERED by HONDA」の文字を期待した人も結構いたのでは?と思いますが、赤い「typeR」のHのワッペンと赤字でHONDAの文字でした。
特に1990年代前半のF1ファンは「POWERED by HONDA」の文字は特別です!

1991年ドライバーズチャンピオン・コンストラクターズチャンピオンを獲得したMP4/6
印象に残ったスポンサー

あとは、赤白の「Marlboro」のカラーリング、どこか日本を思わせる?親しみのあるカラーリング、それに加えてあの頃(私は中学生)は雑誌の『週刊少年ジャンプ』が「ドラゴンボール」や「こち亀」「ジョジョの奇妙な冒険」「幽遊白書」や「スラムダンク」など、人気連載漫画が多く、世代の愛読書になっており、その『ジャンプ』がマクラーレンホンダのスポンサーになっていました。

子どもたちの中で最もブランド力が高かったと言える『週刊少年ジャンプ』。
その自分たちが読んでいるこの『ジャンプ』が、あの『マクラーレンホンダ』のマシンにステッカーが貼ってある!と興奮したものです。

出典:Morio, CC BY-SA 3.0 または GFDL
(フロントノーズ先端に『ジャンプ』のスポンサーステッカーが!)

そう言うこともあり、他のF1マシンより目にすることが多かったマクラーレンホンダのマシン。
必然的に一番印象に残ったとも言えます。

マシンのスペックはホンダ技研工業様のホームページに掲載がありますので、詳細はそちらで確認頂けますが、デザイナーは「ニール・オートレイ」で前年の1990年型マシンのMP4/5を踏襲したマシンで、シンプルながら、より磨き上げた見た目になっていました。
(MP4/6はマニュアルトランスミッションでした。1990年代前半のF1は、ステアングの裏で操作するセミオートマチックトランスミッションへの変更時期の過渡期でしたね!)

ホンダV12エンジンにしびれる!

で、やっぱりエンジンですよね!
この時代のエンジンは自然吸気エンジンで、その中でもホンダエンジンV型12気筒エンジン(排気量3,497cc)で、最高出力は735馬力以上/13500rpmを誇るモンスターエンジン。
当時の中学生の私は詳しいことはわからずとも、あの乾いた甲高いエンジン音にとにかくしびれまた。
(今から思っても「あの音」がF1と言う感じがします。でもそれっておじさんの証明ですよね(笑い))

出典: Morio, CC BY-SA 3.0 または GFDL
(ホンダ RA121E V12エンジン)

1991年当時のエンジンはV12・V10・V8が入り混じっていました。
簡単にまとめてみますと、

V12エンジンホンダフェラーリヤマハランボルギーニポルシェ
V10エンジンホンダルノーイルモアジャッド
V8エンジンフォードジャッド
※V10ホンダエンジンは昨年モデルをベースとしたカスタマーエンジン
※ジャッドもV8エンジンとV10エンジンをチームにより供給

馬力はもちろんV12>V10>V8ですが、重量はV12は重くなるため、マシンのトータルバランスを考えると一概にV12エンジンがベストとは言えなところもあり、そこはマシンのトータルデザインで最善の選択をする必要がありました。

でも改めて見返しますと、スポーツカー/スーパーカーメーカーの「フェラーリ」や「ランボルギーニ」「ポルシェ」はV12エンジンですので、そう言う意味ではホンダも「V12」にチャレンジした意味は凄くわかりますね!
(またヤマハもV12エンジンをブラバムに供給していました!この辺りも今後綴りたいと思います)

1991年のチャンピオンカー・チャンピオンエンジン

マクラーレンホンダMP4/6に話しを戻しますと、セナがワールドチャンピオンになり、1991年のチャンピオンカー・チャンピオンエンジンになりました。
シーズン通してのライバルはウィリアムズルノーのナイジェル・マンセルとなり、マシンデザインは空力の天才「エイドリアン・ニューウェイ」の設計でいわゆる当時、空力マシンと例えられるマシンでした。

ルノーV10のエンジンパワーでぐいぐいおすより、空力を含めたマシントータルパッケージで勝負と言う感じのウィリアムズルノーのマシン。
最終的には前述の通り、マクラーレンホンダのセナがチャンピオンになったのですが、やはりそこはホンダV12エンジンの「POWER」が大きく寄与したことだと思います。
(マクラーレンホンダMP4/6は、F1で唯一V12エンジンを搭載したチャンピオンマシン)

1991年 マクラーレンホンダMP4/6 
ドライバーズポイント コンストラクターズポイント

アイルトン・セナ96ポイント/ワールドチャンピオン
ゲルハルト・ベルガー43ポイント/ランキング4位
コンストラクターズ139ポイント/コンストラクターズチャンピオン
※マクラーレンホンダMP4/6はドライバースタイトル(アイルトン・セナ)とコンストラクターズタイトルを獲得

そんな「Marlboro」の赤白カラー、「POWERED by HONDA」、親しみのある「ジャンプ」のスポンサーなど、今から思い出しても、マクラーレンホンダMP4/6は最も印象に残るマシンの一台である事は間違いありません。
マシンを思い出すと、またエンジン音を聞くと、気持ちは当時の子どもの頃に戻れます。

また、『マクラーレンホンダ』と言う言葉の響きは、当時を見てきたF1ファンにとっては一つのブランドとなっており、特別な言葉として記憶に刻まれています。

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